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介護記録に敬語は使わない!会話との使い分け、悩みを解消する書き方

介護の現場で働き始めたばかりの方や、経験が浅い方であれば、

「介護記録の書き方がわからない…」
介護記録で敬語をどう使えばいいか、自信がない…」

このように悩んでいるのではないでしょうか。

また、介護施設の管理者の方であっても、なかなか自分の基準があっているのか不安に感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

利用者様やご家族の目に触れる介護記録では、日々のケアや健康状態を正確に記録することが求められます。

この記事では、介護記録の作成に悩んでいる方に向けて、

  • 介護記録で使うべきでない言葉、表現

  • 介護記録の質を高める、正確で分かりやすい表現のコツ

上記について、介護施設を20年以上運営し、介護現場を熟知した当社代表が解説しています。

ぜひ参考にして、利用者様やご家族、そして多職種と連携する場面で、あなたの力にしてください。

この記事でわかること

  • 介護記録に敬語が不要な理由と、客観的事実を簡潔に記載する重要性

  • 介護記録と会話における言葉遣いの違いや、多職種連携を円滑にする記録のコツ

  • 記録業務の負担を軽減する介護記録ソフト「CareViewer」のメリットと活用法

この記事の目次

介護記録に敬語は不要!利用者との会話との違いを解説

介護士がまるとばつが書かれた札を持っている。

介護記録は、利用者様やご家族への報告書ではなく、あくまでも介護の専門職同士が情報を共有し、連携するための業務記録です。

経験上、過剰な敬語表現は、かえって情報の正確な伝達を妨げ、業務効率の低下を招く要因になりかねません。

ここでは、介護記録と利用者様やご家族との会話における言葉遣いの違いを理解し、記録には敬語が不要な理由を具体例を交えて解説します。

介護記録は客観的事実を記載することが最重要

介護記録の目的は、利用者様の状態やケアの内容を正確かつ簡潔に記録し、多職種間で情報共有することです。

そのため、記録には客観的な事実のみを記載することが最も重要であり、余計な敬語や丁寧語は不要とされています。

例えば、利用者様の日常の様子を記録する際に、「〇〇様は、本日も穏やかにお過ごしになられました」と記述したくなるかもしれません。

しかし、「〇〇様は、本日も穏やかに過ごされた」と記載する方が簡潔で、かつ客観的な事実を記述していると言えるでしょう。

介護記録は報告書ではなく業務記録であるため、「誰が見ても同じように理解できる」書き方が求められます。

  • 介護記録は客観的な事実の記録が求められる

  • 報告書ではなく業務記録であることを意識する

  • 余計な敬語や丁寧語は記載しない

介護記録は、利用者様の様子を正確に把握し、適切なケアを提供するために欠かせないツールです。

過剰な敬語表現を避け、事実に基づいた簡潔な記述を心がけることが、質の高い介護記録作成の第一歩と言えるでしょう。

敬語が正確な情報伝達の妨げになる理由とは?

介護記録において、敬語や丁寧語が正確な情報伝達の妨げとなる理由として、主に以下の3つが挙げられます。

まず第一に、敬語表現は文章を冗長にし、一文が長くなることで、書き手と読み手の双方に余計な負担を与えてしまうことです。

例えば、「〇〇様が食事を残さず召し上がられました」と書くよりも、「〇〇様、食事を完食」と書く方が簡潔で分かりやすいです。

第二に、過剰な敬語は、時に事実を歪めたり、曖昧にしたりする要因になります。

「〇〇様が転倒された」という事実を、「〇〇様が転倒されました」と、つい遠回しな表現を使うことで、記録した本人に「大したことではない」という意識が働き、重大な事故報告が遅れる要因になり得ます。

最後に、記録は「誰が読んでも誤解のない、事実に基づいた記載」でなければいけません。

介護記録に使用する用語や言い回しは、介護に携わる職員が理解できる一般的な表現に統一することが重要であり、必要以上に敬語を使うことは避けるべきです。

  • 文章の冗長さ:

敬語を使うことで、文章が長くなり、情報伝達に時間がかかってしまう。「〇〇様が食事を残さず召し上がられました」ではなく、「〇〇様、食事を完食」と簡潔に書くことが重要です。

  • 事実の歪曲や曖昧さ:

過度な敬語は、事実を遠回しに表現することで、重要な情報を見落とすリスクを高めます。「〇〇様が転倒されました」という表現は、「〇〇様が転倒された」と事実を端的に表現すべきです。

  • 用語の統一性:

介護記録は、多職種が閲覧するため、誰が読んでも理解できる一般的な表現で記載する必要があり、過剰な敬語の使用は避けるべきです。

「介護記録の作成は、時間がかかって大変…」と感じている方もいるかもしれません。

しかし、敬語表現を減らすだけでも、記録の作成時間を短縮し、より効率的に業務を進められるはずです。

介護記録は、ケアの質向上に欠かせない情報共有ツールです。

敬語が情報伝達の妨げになるケースがあることを認識し、適切な表現を心がけましょう。

介護記録と会話、言葉遣いの違いを具体例で解説

介護記録と利用者様やご家族との会話では、求められる言葉遣いが異なります。

記録は客観的な事実を簡潔に記載することが重要ですが、会話では相手への敬意や配慮を示すことが大切です。

例えば、利用者様が食事を残した場合、記録では「食事 一部残す」と簡潔に事実を記載します。

一方、利用者様やご家族との会話では、「お食事を少し残されましたが、体調はいかがですか?」など、相手を気遣う言葉を添えることが重要です。

他にも、利用者様がトイレで排泄した場合、記録では「トイレで排尿あり」など、客観的な表現を用います。

しかし、利用者様に直接伝える際には、「トイレですっきりされましたね」など、排泄という言葉を直接使わずに、尊厳に配慮した表現を用いることが大切です。

また、利用者様が転倒してしまった場合、介護記録では「〇〇様、14時頃、居室で転倒」というように事実を端的に記録します。

一方で、ご家族への説明においては、利用者様の感情に配慮しながら、丁寧な言葉遣いで状況を説明する必要があるでしょう。

このように、記録と会話では、言葉遣いの使い分けが重要なのです。

  • 介護記録と会話における言葉遣いの違いを意識する

  • 会話では利用者様やご家族への敬意を忘れずに接する

  • 介護記録では事実を簡潔に記載する

「記録ではつい会話と同じような言葉遣いをしてしまう」という方もいるでしょう。

介護記録と会話における言葉遣いの違いを意識することで、質の高いケアの提供と、信頼関係の構築に繋がるでしょう。

介護記録の質を高める!正確で分かりやすい表現のコツ

立った人差し指の近くに電球のイラスト

介護記録の質を高めるためには、客観的な事実を正確かつ簡潔に記録することが最も大切です。

利用者様やご家族への敬意を示すことはもちろん重要ですが、それ以上に正確な情報を伝えることが、質の高いケアを提供するための第一歩となります。

ここでは、介護記録で「敬語を使わない」という選択が、なぜ記録の質を高めるのか、そして多職種連携を円滑にするのか、具体的なポイントを分かりやすく解説します。

「トイレ誘導依頼あり」簡潔な表現で記録するメリット

介護記録は、利用者様の状態やケアの内容を正確に、そして簡潔に記録することが求められます。

「トイレ誘導依頼あり」という表現は、一見素っ気なく感じるかもしれませんが、実は多くのメリットがあります。

例えば、「〇〇様よりトイレ誘導の依頼がありました」と記録するよりも、「トイレ誘導依頼あり」と簡潔に記載する方が、情報を素早く正確に伝えることができます。

「本当にそんなシンプルな記録で大丈夫なの?」と心配になる方もいるでしょう。

しかし、介護記録は、利用者様の様子を正確に伝えることが最も重要な目的です。

以下のようなメリットがあるため、簡潔な記録は介護現場で役立ちます。

  • 情報伝達の迅速化:

介護現場は、常に時間に追われていることが多いです。忙しい現場では、記録を簡潔にすることで、必要な情報を素早く確認できます。

  • 正確性の向上:

冗長な表現を避けることで、記録内容が明確になり、読み間違いや解釈の違いを防ぐことができます。介護記録の記載ミスや解釈違いが原因で、ヒヤリハット事例が発生しているケース可能性もございます。

  • 記録時間の短縮:

記録時間を短縮することで、利用者様と向き合う時間を増やすことができます。これは、より質の高いケアを提供することに繋がります。

簡潔な表現を使うことは、情報を正確かつ迅速に共有し、質の高いケアを実現するために効果的な方法です。

介護記録は、簡潔かつ正確な表現を心がけることで、情報共有をスムーズにします。

多職種連携を円滑にする記録のポイントと注意点

介護の現場では、医師、看護師、理学療法士、ケアマネジャーなど、様々な職種が連携して利用者様のケアにあたります。

この多職種連携を円滑にするためには、正確で分かりやすい記録が重要な役割を果たします。

特に、記録を作成する際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 5W1Hを意識する:

「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」を明確にすることで、情報が正確に伝わります。「申し送りの際に、情報不足で困った」という経験がある方もいるかもしれません。5W1Hを意識することで、情報不足によるトラブルを回避できるでしょう。

  • 客観的な事実を記述する:

主観的な意見や推測は避け、客観的な事実のみを記録することが重要です。例えば、「機嫌が悪い」ではなく、「口数が少なく、食事を残した」など、具体的な様子を記録します。

  • 専門用語を避ける:

介護職以外の職種にも理解できるよう、できるだけ平易な言葉で記録します。難しい専門用語を使う必要がある場合は、簡単に説明を加えることで、より親切な記録になります。

記録は、職種を越えた共通言語です。

多職種が関わる現場では、誰が読んでも理解できる記録を心がけることで、より良い連携が実現できます。

介護記録ソフトで業務効率化:CareViewerの活用法

近年、多くの介護施設で、業務効率化のために介護記録ソフトが導入されています。

特に、CareViewerは、現場の声を反映して開発された介護記録ソフトで、多くの施設で支持されています。

CareViewerのような介護記録ソフトには、以下のようなメリットがあります。

  • 記録業務の効率化:

タブレット端末などを使って、簡単かつ迅速に記録を入力できます。手書きで記録するよりも、時間と労力を大幅に削減できるでしょう。

  • 情報の共有と管理:

入力された記録は、クラウド上で一元管理され、権限を持つスタッフであれば、いつでもどこからでもアクセスできます。情報の共有がスムーズになり、申し送りなどの業務も効率化されます。

  • データの分析と活用:

蓄積されたデータを分析することで、利用者様の状態変化をいち早く察知したり、ケアプランの見直しに役立てたりすることができます。

介護記録ソフトは、記録業務の負担を軽減し、情報共有を円滑にするツールです。

特に、CareViewerは、現場のニーズに基づいて開発されているため、使いやすく、多くの介護施設で活用されています。

まとめ:介護記録の敬語、あなたの悩みに寄り添う

指でまるを作っている女性介護士

今回は、介護記録の敬語に自信が持てない介護職員の方や、異業種から転職し介護記録の書き方に不安を感じている、そして自身が普段使う表現に疑問を抱く管理者の方に向けて、

  • 介護記録は客観的事実の記載が重要であること

  • 正確で分かりやすい記録にするためのポイント

上記について、長年介護施設の運営に携わってきた当社代表の経験を交えながらお話してきました。

介護記録で最も大切なのは、利用者様やご家族への敬意を、正しい敬語で表現することです。

正しい敬語の使用は、利用者様やご家族との信頼関係を築く上で最も重要な要素であると確信しています。

敬語を正しく使った介護記録を日々実践することで、あなたの不安は必ず解消されるでしょう。

利用者様やご家族、そして多職種との信頼関係もより強固なものとなり、あなたの介護の仕事はより充実したものになるはずです。

まずは、利用者様一人ひとりに真摯に向き合い、客観的に、そして敬意を持った介護記録を心がけましょう。

当社が提供するAI・介護記録ソフト「CareViewer」は記録する内容がボタンで選択できるため、客観的な記録を意識せずとも残すことができる、介護施設を持っているからこそできる、介護職員の視点で開発をしております。

無料から、介護記録の電子化を行い、施設運営を始めることが可能です。

ご興味があれば、ぜひお問い合わせください。

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中元 秀昭

当社は、介護保険制度が開始された当初より、北海道札幌近郊エリアで地域密着型サービスを主軸とした介護施設の運営に携わってまいりました。
その経験の中で生まれた「介護現場から紙をなくしたい」という強い思いから、AI・介護記録ソフト「CareViewer」を自社開発いたしました。
「CareViewer」は、現場の視点を何よりも大切にし、ITに不慣れな方や外国籍のスタッフでも直感的に使える、分かりやすさにこだわって開発されています。
さらに、障害福祉分野にも事業を拡大し、障害福祉サービス事業所を開設するとともに、同サービスに対応したAI障がい福祉記録ソフト「CareViewer challenge」も開発・提供しております。

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